エロス断想

猫と美人を描いてゐます

理想の女性

週末は雪か
チェーンを出しておかう


英米文学には飽きたので、最近はもっぱらヨーロッパの小説をよく読む
今日借りた本
ベルトラン・ピュアール「夜の音楽」
カルヴィーノパロマー」
シューヴァル&ロス「グレタ・ガルボに似た女」
白石昌則「生協の白石さん


いえいえ、ミチヨさん
理想が高いわけではないのです
そりゃ、私は面食ひですから美人が好きです
それ以上に、本を読む女性が好きなのです
欲を言へば、私の詩を読んでくれる人なら最高です
テレビばかり見たり、日がな一日ゲームしてる人とは話しが合はないと思ふのです


誰しも短所はあります
もちろん私にだって、いっぱいある
ただ、そのちょっとした欠点を指摘された時、逆ギレしたり、ごまかしたり、黙りこんだりする人は尊敬できません
どんなに美しい人であったとしても・・・


だから「今度から気をつけるわ」って言ってほしい
その一言で、名誉は回復される
反省は、人間にとって最も重要な美徳です
反省するのに、遅すぎるといふことはありません


欠点を指摘するのにも、反省するのにも勇気が必要です
それができる人こそが大人だと思ふのです
そして私の欠点も指摘してほしい
できるだけ、その欠点を直すやうに努力します
これこそが、理想のパートナーではないでせうか?


「臭いモノにはフタ」といふか、「いいんぢゃないの、そのくらゐ」「みんなやってるぢゃん」「誰にも迷惑かけなきゃOK」「そのうち忘れるって」といふ考へ方は、とても幼稚だと思ふのです
さういふカップルが、車の窓から空き缶を捨てたり、安易に妊娠中絶したり、パチンコに夢中になって車の中の赤ちゃんを蒸し殺しにしたり、子供の誕生日に学校を休ませたり、運動会の昼休みにケータイでピザの宅配を頼んだりするやうになると思ふのです


・・・こんなことを長々と書いても、しやうがないんですけどね
一番読んでほしい人が、読んでくれないのですから



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