エロス断想

猫と美人を描いてゐます

愛の妖精

ジョルジュ・サンド「愛の妖精」読了
原題は「La Petite Fadette 可愛いファデット」
大甘の少女向けの恋愛小説ですが、それなりに面白かったです
赤毛のアン」が好きな人にはオススメ
ハンサムで育ちの良いランドリ
野生的で、貧乏で、決して美人ではないけれど、実は優しく賢いファデット
美人だけど、性悪なマドロン・・・
どこかで読んだやうな・・・と思ったら、これは少女漫画の王道的構成ではないか
「かはいさうな虫けらを見ると、あたしは言ふの。醜いものは皆殺さなければならないのなら、あたしもおまへと同じに生きる権利なんてないんだわってね」
「さうぢゃないわ、ランドリ」とファデットはすすり泣きながら言った。「だって夜に、あたしを見もしないでキスしたら、昼間会った時にあたしを嫌ひになるんぢゃないかって心配だもの」


新猫発見!
すかさずカリカリとレトルトをやる
これでお前のハートは私のものだ
おなかが減ってゐる時だけに限られるが・・・
カリカリを買ひ足す
しかし、なにゆゑにユニチャームがキャットフードを販売してゐるのか?


私の前を老夫婦が歩いてゐたのだが、やをら婆さんがしゃがみ込んで小用をし始めた
さうして、近付く私に気付き、えらく慌ててゐた
もうゲンナリ
これは私に対するセクハラである


美人さんはお休み
ちぇっ


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