エロス断想

猫と美人を描いてゐます

花のノートルダム

ジャン・ジュネ「花のノートルダム」読了
(Jean Genet 1910年12月19日〜1986年4月15日)
恐るべき奇作
堀口大學の訳は古すぎる
獄中で書かれた作といふと、マルキ・ド・サドを思ふが、サドの作品は小説
ジュネは長大な詩だ
「自分の屁の匂ひが(これは私の大便の匂ひではありません。これは大嫌ひです)大好きで、刑務所の生活にあっても、毛布の中にもぐり込んで、ぎゅっと握った手の中に、包み込んだ屁を握り、鼻へともってくるのです。屁が、宝物を、幸福を開いてくれるのです。私は嗅ぎます。私は吸ひこみます。私は、それが半ば固体化して、鼻の穴から降りてゆくのを感じます。しかし、自分の屁だけが私を喜ばせるのでして、絶世の美少年の屁でさへ、私にはイヤでたまりません」


車検終了
13万円なり
ラクラするよ
このディーラーには半年に一度車を持っていくのだが、そのたびに私はイライラする
最高の技術、最高のサービス
しかし、サービスは虚礼だ


私の知人に、ホテルに勤めてゐる人がゐる
サービス業といふのは、ホンタウに難しい
彼女は、年中クタクタだ
このディーラーのサービスは完全にマニュアル化されてゐて、中味が無い


客を待たせるな!!
コーヒーなんかいらない!!


技術は最高なんだけどな
私は、半年に一度憂鬱になるよ


煙草を吸はない人


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