エロス断想

猫と美人を描いてゐます

蝿の王

ウィリアム・ゴールディング蝿の王」読了
ノーベル文学賞受賞者、ゴールディングの処女作にして代表作、そして最高傑作であらう
ユーモアのかけらも無く、ひたすら救ひの無い物語
極限状態では、やはり独裁者の武力統治になってしまふのだな
あのラストは一見救ひのやうに見えて、救ひではない
「悪」といふか、人間の「獣性」が、人間を進歩させてきたのかも知れない


「今夜の夜食にカップヌードルでも食べるかな」と言ったら、「ええっ? 三州さんもそんなの食べるんですか?」と驚かれる
私を何だと思ってゐるのだらう・・・


今日もトキメキは無し
明日に期待


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