エロス断想

猫と美人を描いてゐます

05DEC2006

ウラジーミル・ナボコフ「ロリータ」第一部読了
こんなに面白い小説だとは思はなかった
注釈なしでは理解できないくらゐ衒学的なので読み飛ばせないのだけれど、読み始めたら止まらない
エンターテイメント性もあり、ユーモア小説でもあり、ポルノとしても読める
ハンバートがロリータのお尻に○○してしまふシーンには、不覚にも、少しドキドキしてしまった
アンリシリーズには、「ロリータ」と一脈通じるものがあることを確認


車検の予約をしに、ディーラーへ
受け付けの女の子がとてもキレイだったが、全く魅力を感じなかった
何故だらう?
女性の外見に惑はされることなく、内面を見ることができるやうになったのだらうか


ああ、いや、何もいりません
コーヒーは苦手なもので
いや、紅茶も
すいません
あの・・・、ヒトツお聞きしたいことがあるのですが
すいません
あの、あなたは、とてもキレイな方ですね
いや、冗談ではなく
うふふ
それで・・・
だけど、僕はあなたに何の魅力も感じないのです
ええ
あなたは、とても美しい
ホントに
だけど、あなたとデートしようとも思はないし・・・
すいません、SEXしたいとも思はないのです
何故でせう?
何故だと思ひますか?


空気が乾燥してゐる
もうそろそろ、手の甲がアカギレになったり、唇の端が切れたりするんだよなぁ
何とかならないものかな


本質的に人間を変へ得るのは、本と恋だ
恋は刹那的に人を変へる
本は、その人の一生そのものを変へてしまふ
あなたの愛読書は何ですか?
その答へで、あなたを理解できる


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