2006-09-22 サガン フランソワーズ・サガンの「悲しみよ こんにちは」を読了 処女作にして傑作 これを十八歳で書いたのだから、天才だね 彼女は2004年9月24日に69歳で亡くなってゐる 最高傑作を、処女作で書いてしまふか、晩年に書くか・・・? 耕治人は晩年タイプ ヘミングウェイもさうかな 「老人と海」でピューリッツア賞、ノーベル賞を取った後、ほとんど作品を発表せぬまま、九年後に自殺 足穂曰く、自分が五十年間書いてきた作品は「すべてこの『一千一秒物語』の解説に他ならない」 「赤と黒」は読むのをやめた 次はナボコフの「ロリータ」か、カミュでも読むか