2006-07-21 ノクターン 詩文 かうしてゐる間にも 薔薇は匂ってゐるそれを想ふと 居ても立ってもゐられなくなるどこかで ひっそりと咲く薔薇のために 私は恋の詩をつづる夜は・・・ 薔薇のやすらかな寝息と 眠れぬ詩人のため息と夜は無情に更けてゆく