エロス断想

猫と美人を描いてゐます

2008-09-26から1日間の記事一覧

青年

好天、秋 子猫の姿見えず 雨が降ったから雨宿りしてるのだらう 森鴎外「青年」再読。漱石の「三四郎」の二年後に書かれたらしい。影響が随処に見受けられる。 純一の笑ふ顔を見る度に、なんと云ふ可哀い目附きをする男だらうと、大村は思ふ。それと同時に、…