エロス断想

猫と美人を描いてゐます

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

或る若き詩人へのメール

こんばんは。 私は詩論なんて苦手なのですが、お尋ねの「詩人とは何か」といふ件について、僭越ながら私見を申し上げます。「詩人」とは「詩を書く人」です。 では、その「詩」とは何か。 「詩」とは、単純に言へば「言葉の芸術」です。 「聴覚の芸術」が「…

雲遊花落

暮雨煙波寂 鷺吟入野池 雲遊人外喜 花落人中悲 一念三千語 即成唯一詩 惜哉清客少 無憾世情移 暮雨 煙波寂たり 鷺吟 野池に入る 雲は遊ぶ人外の喜び 花は落つ人中の悲しみ 一たび三千の語を念じ 即ち唯一の詩を成す 惜しい哉清客少なし 世情の移ろふを憾む無…

モンプチ2

今日も野良猫にモンプチをやりました。 「グリル風サーモンのシチュー仕立て」 「焼き色のついたサーモンを角切りにしてシチュー仕立てに」 アホちゃふか。 こんなん僕でも食べたことないわ! 公園でデート中のカップルも変な目で見てるし! その公園で100円…

色彩の硬度 薔薇教 蒼ざめる猫笛 真剣な歯 息を飲む憂鬱 残された 名も無き関はり 受肉のパースペクティヴ キュートな嘘 感電 双月 性的方向指示器 切り取られた刹那 ペディキュアと枝毛 一途な彷徨 眉の熱 信頼すべき声

普通の女の子

詩人一日ミチル(イツカミチル)さんのブログ「ミチミチザッキー。」の2006.03.22の日記より抜粋。 http://michmichi777.blog31.fc2.com/ アベレージ通りの人間がゐたらどうでせう。 たとへば、女の子だったら、化粧品とファッションにばっかり興味があって、…

詩人であるといふだけで

詩人が、倦怠したこの世に現れる時――― ボオドレール §あくびこそ仇敵 あくびこそ諸悪の根源 あくびから虐待が始まる 全ての悪徳は暇つぶしなのですあなたが遊ぶ時、心から楽しんでゐますか? 閑だから、他にすることがないから、遊ぶのでは?退屈は心を蝕み …

モンプチ

今日は、野良猫にモンプチをやりました。 驚くなかれ、「牛肉の和風角切り煮込み」です。 「牛肉をじっくり煮込んだ柔らか角切り仕上げ」!アホか! そんなもん、誰が野良猫にやるねん!ハイ、私です。だってさ、この公園には週に二回しか来ないんだよ。 そ…

詩人の恋が終はる時

月がポキリと折れてゐる 誰かが失恋したやうだ静粛に! 静粛に! 詩人が失恋したぞ! あいつめ、どんな詩を書くだらう?恋が終はりかけると、きっと彼が現れる 優美なアンドロギュノス 永遠の十七歳「二十年前の約束を憶えてる?」泥炭の底から野次が飛ぶ 無…

恋すれば

恋すると 怖くなる 思ひがつのるほど 臆病になる

祖母の肛門に指を突っ込んだ日

毎週末、私は長期入院してゐる祖母を見舞ふ。 今朝の祖母は、あまり調子が良くない様子で、口数も少なかった。 私は、いつものやうに、ポータブルトイレの処理をしたり、入れ歯を磨いたり。 一通り世話をし終へると、祖母は、おづおづと私に言った。 「痔の…

凍れる詩人 又は、冫(にすい)の詩

§今朝はとても寒かった 明後日は立春だといふのに、何といふ寒さだらう あまりに寒かったので、私の舌は凍りついてしまった 物言へぬ詩人に存在価値など無い―――死んぢまへ!―――実に冷たい朝だった §美しい氷の女王に会ひました 彼女は微笑みながら、冬薔薇に…

詩人に100の質問

001 ペンネームは? 三州生桑です。サンシウセイサウと読みます。 002 その由来は? 以前に住んでた所の地名から。 003 座右の銘は? 明日を信じるな。 004 好きな食べ物は? 何でも食べます。焼きそばUFO以外は。 005 今読んでる本は? ポーとタゴールの詩…

鼻血

今朝、鼻をかんだら鼻血が出ました 何で出るかなぁ、鼻血 ストレス? 失恋の? 最近、食欲もない もともと一日二食ですが 一日一食でもいいな その割に痩せない ただ今、体脂肪率19.5%

ボールペン

今、使ってゐるボールペンは、図書館の駐車場に落ちてたものです。 ほっとけば、轢かれてパリン。 もったいないから拾ひました。 メーカーも分らない安物のボールペン。 どこで作られたのかも分らない。 (芯に、ZAI 04.01 と刻印されてゐるだけ) 色は薄青、…

シュークリーム

今朝、ケーキ屋に寄ってクレームブリュレを買った。1個350円なり。 祖母の誕生日なのです。同室の患者さんにも配るから、5個買ひました。 買ひ終へて駐車場に戻ると、ゴミの収集車が来てゐた。 大きな透明のゴミ袋を、どんどん回収してゐた。 そのゴミとは・…

不適格

メル友にすら、ならせてもらへない男

望み

ほんのちょっとでもいいから 私は笑ひたい わたしの望みはそれだけ

今日

今日も無意味に終はってしまった!

みそさざい

昨晩、みそさざいの夢を見た。 みそさざい・・・日本で一番小さな鳥。 私に、よく馴れてゐたけど、最後にはやはり飛んで行ってしまった。

セルフポートレイト

セルフポートレイトを撮りました。 我ながら寂しい目をしてゐます。