今昔物語集 巻第三十 『平定文、本院の侍従に懸想せし語 第一』より抜粋 その家に侍従の君と云ふ若き女房ありけり。 形、有様めでたくて、心ばへをかしき宮仕人にてなむありける。 平中(へいぢゅう)、かの本院の大臣の御許に常に行き通ひければ、この侍従が…
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